経営者の方々、あるいはこれから起業する予定のみなさん向けに「経営者におすすめの良書」を紹介します!
私ジンベイが経営者になる前後に読んで、経営者として役に立った本を選抜しました。
いざ選び出すと、あれもこれも入れたくなる…という心境をグッとこらえ、厳選した10冊です。
少しでもみなさんのお役に立てれば、経営者冥利につきます!(#^.^#)
ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則
経営者の役割とは、「時を告げる(素晴らしい個人能力を発揮する)こと」でなく、「時計をつくる(誰がリーダーになっても時間を知ることができる仕組みをつくる)こと」である。
こちらはビジョナリーカンパニーシリーズ第一作目を代表する名言であり、経営者の心構えとして一番知っておきたい言葉です。
ストーリーとしての競争戦略
「本当に競争優位性のあるドメインとは何だろうか?」
この問いに答えてくれる一冊です。
経営者として、「どの商売で食べていくのか?」は本当に切実な課題です。
影響力の武器
経営者として「相手をどうやって動かすか」のテクニック、
いわゆる対人スキルを身に着けるのにぴったりなのが本書です。
ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則
前作に引き続き、「偉大になる会社はどのような特徴があるか」を解説しています。
「第五水準の経営者」「針鼠の概念」「弾み車のように根気よく進む」「誰をバスに乗せるか(誰バス問題)」など、数々の名言を生み出した傑作でもあります。
ザ・ゴール
本書を読むと「ボトルネックはどこだ?」と探すようになります(*^^*)
生産性を阻害しているのはどこなのか。
なぜアウトプットが増えないのだろうか。
工場経営者だけでなく、全てのマネージャーに読んでいただきたい一冊です。
失敗の本質
なぜ日本軍は負けたのだろう。物量の差?敵が多すぎた?
いえいえ、「組織の差」で負けたのです。
仮に日本が米軍と同じ物量を有していたとしても、恐らく勝てなかったことがわかります。
現代日本も、大戦当時の問題点を引きずったままです。
稲盛和夫の実学
経営の神様である稲盛和夫の思想がギュッと詰まった一冊です。
「値決めは経営」など名言に満ちた本書は、会計を切り口にした経営論を学べる一冊です。
できる社長は、これしかやらない
FACT FULNESS(ファクトフルネス)
「社長としてやらないことリストを作る」など、良い社長となるための心構えが記されています。
意外と知られていない内容も多く、社長になりたての人、これから社長になる準備をしたい人にお勧めです!
「先入観を捨て、データを信頼する」という考えがいかに重要かよくわかる一冊です。
人間は思い込みをする生き物であり、どのような思い込みをするかの傾向を、パターン化して解説しています。
議論をする時には必ず数字を見てファクトチェックをしましょう…
君主論
リーダーとしての在り方を描いた16世紀の古典の名著。
リーダーとは「良い人」であるだけではなく、時には「道徳から外れたこともしなければならない」説いています。
まあ、トップは理想論だけでは務まらず、清濁併せ吞む器量が必要ということですね。
著者の没後に出版されましたが、今まで東西様々なリーダーに読まれ、現実的君主論として好まれているのは、本人が一番驚いているかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
これらのおすすめ本の中に、少しでも琴線に触れるものがあれば嬉しいです。
他のジャンルもまた時間をみつけて紹介記事を書いていきたいと思います!