対人関係スキルを学べる書籍として金字塔の本書、私も新人の頃から先輩に読め読め言われました(;^ω^)
結果どうなったか?コミュニケーション上手にはなれたと思います。
「相手にいうことを聞かせよう」と思う時、後述の法則のどれかを知らず知らずのうちに使っています。
著者のチャルディーニは、それを上手く言語化してくれたのですよね。
著者はどんな人?
著者はロバート・チャルディーニ。アメリカを代表する心理学者。本書で提唱されている「チャルディーニの法則」はあまりにも有名。
この本が伝えたいこと
他者に影響力を及ぼし、自分の思う通りに動いてもらうには、テクニックがいる。
これが本書の伝えたいことです。
「人を動かす」の記事でも紹介しましたが、人って思い通りに動いてくれないんですよ。
様々な技術を駆使して、ようやく言うことを聞いてもらえる。
それをこんなにわかりやすく伝えてくれるのは本書くらいかもしれません。
こんな人に読んでもらいたい
対人関係は全ての基本であることから、本書の学びを活かす場所はビジネスシーンに留まりません。
学校での友人関係、夫婦や親子関係など、あらゆるシーンに使えます。
そういう意味では、全ての人に読んでもらいたい本です。
内容を簡単にご紹介
「チャルディーニの法則」と呼ばれる以下のテクニックについて解説をしています。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
どれも他人を動かすために必要な要素ですね。
「返報性」などは、贈り物を送って見返りを求めるなど、古来より使われてきたテクニックですよね。
「権威」「社会的証明」「希少性」なども、知らず知らずのうちに人が選択肢を狭める要因となっています。
読んでみての感想
本書を読み、対人スキルを体系立てた学問として再認識することができました。
贈り物は食事をご馳走し、宴席の場で相手に「御社に決めますよ」など言わせる。
「〇社も使っていますよ」など耳元で囁く。
これらすべて、本書に詳しく解説されています。
対人スキル向上をされたい方、是非本書を手に取ってみてください!