本書は「会社とはなんぞや」から始まり、マネジメント論を体系立てて解説した名著であり、経営の教科書的な位置づけをされています。
組織とは何なのか?
どうやってマネジメントするの?
そもそも会社とは何?
という疑問を抱いている方、是非読んでみてください!
著者はどんな人?
著者は現代経営学の父と言われる世界的に有名な経営学者。オーストリア出身のユダヤ人。ナチスの迫害から逃れるために活動の拠点を米国へ移す。著作は「マネジメント」「経営者の条件」など多数。
この本が伝えたいこと
良い会社、良い組織には良いマネジメントが必要。
では、マネジメントとは何なのか?
そのためには、企業とは何か?
どのような社会的責任を負っているのか?
からの解説をしており、組織マネジメントの基礎を学ぶことができます。
こんな人に読んでもらいたい
経営者、管理職、ビジネスリーダー、そしてマネジメントに関心のあるすべての人に読んでもらいたいです。
特に、組織の運営や戦略的な意思決定に関わる人々にとって、実践的なガイドとして役立つ内容が詰まっています。
内容を簡単にご紹介
- 企業とは何か
- 社会的責任
- 組織論
- 対人マネジメント
- マネージャーの役割
大まかに紹介すると、上記のような内容が詳細に書かれています。
企業の存在意義って、国や時代によって結構変わるんですよね。
ドラッカーは戦前から活躍ている人ですが、
そういう意味では戦前戦後の企業の在り方、
高度経済成長期の日本企業の詳細など、
割と時代を感じる内容も散りばめられています。
読んでみての感想
ドラッカーって、著作が沢山ありますよね。
「どれを読んだらいいんだろう?」と悩む方は、
取り合えず本書を手に取っておけば間違いないです。
あとは「経営者の条件」も名著ですね。
よく経営者の方で、ドラッカーの著作を社長室に全巻並べている方とかいますが、その気持ちがちょっとだけわかりました。
頑張って、ドラッカーの全作を読破していきましょう!